いつの間にか1カ月が経過していましたが、
お越しいただいた皆さま
遠くから応援の気持ちを送ってくれた皆さま
送り出してくれたみんな、本当にありがとうございました!
イイビレで月イチ開催しているイベント『アロマと耳つぼ』を別の場所でもやってみたい、が実現した今回。
縁もゆかりもない奄美で、あんなに素敵な場を提供していただけて、たくさんの出会いや思いに触れることが出来たこと
この先の私にとって大切な宝物になりました。
改めて、ご縁を繋いてくれた耳つぼ京子さんありがとうございました✨
素敵な事が起きすぎて何から書いていいのかわからないくらい…最高の珍道中となりました!
イイビレをもっと楽しくするために、どんどん外に出てワクワクの種を持ち帰ろうと2024年はイベント出店するぞー!と決めた昨年末。
年明け早々奄美へのお誘いをいただき、初の出張イベントが海の向こうという私らしいっちゃ私らしい飛ばし具合。
テキスタイルデザインを軸にしたブランドを昨年末から本格的に走らせていて、今回は届いたばかりの雑貨類のオリジナル商品を中心に持って行きました。
まだまだ作りたい世界観を表現するには、仕入れでお世話になっている素敵なブランドさんの力をお借りしないと成立しないけれど、今年の終わりくらいにはイベント出店はオリジナル商品だけでいっぱいになるくらい、作りまくる!を宣言します✨
嬉しい事に、オリジナル商品を気に入って下さる方がすごく多くて、完売になったものもありました。
慣れないイベント出店、きつい洗礼も甘んじて受ける覚悟で行ったけれど、やはり世界はとても優しく温かかった。
これまでの人生で、ほとんど『島』に縁が無かった私。
リゾート地でゆっくりしたい!という願望がゼロな事もあり
旅先に選ぶのは毎回ちょっと仕入れ視点というか、宝探し的な要素が欲しかったりします。
ワーカホリックとも言えるかもですが、子どもが道端の石を拾っているのと同じような感覚です…宝探し大好き!
しかしこの1~2年、『島』というキーワードがそこかしこから入ってきて、これは行ってみなくてはと思うように。
奄美大島は、想像よりずっと大きくて静かな場所もにぎやかな場所もありました。
シーズンオフな事もありますが観光客は少なくて、島の人たちもおおらかで優しいし、
自然と共に生きる覚悟が根っこにある人達のように感じました。
奄美に到着した日の半日だけはフリータイムだったので、おいしい鶏飯を食べたり、
手つかずの自然が残る海岸に行ったりと旅気分を味わいました。
ジュラ紀にタイムスリップしたような風景の嘉徳海岸は、
もう日本ではほとんど残っていない人工物のない自然のままの海岸です。
この貴重な場所に、人工の護岸を作る計画が進められているんです。
訪れた際に偶然、護岸工事の「反対運動」ではなくて、「再考」する活動をしている人たちに会い、少しの時間ですがお話を伺う事ができました。
大きなお金が動く公共工事は、合意形成がされないままに決定事項のように進められるというのが残念ながら彼らのやり方です。
ほんの数時間訪れたよそ者の私たちがいい、悪いを判断する事なんてできませんが、小さな集落の中でも意見が対立してしまっている。
対話による歩み寄りという必要なプロセスが省かれていると感じざるを得ませんでした。
前述のように、いいか悪いかは立場によって意見が割れる事なので論点にはしませんが、気になった方は「嘉徳海岸」「護岸工事」などで調べてみてください。
小さい声はまるで無いもののように扱われている。
日本の、世界のあちこちで同じような事が行われている事の悔しさ。
私のブログに大きな発信力なんてないけれど、誰かに届いたら嬉しいです。
と、この美しい自然は当たり前のものじゃないという事を実感する出会いも、今の私に必要な気づきだなあ。
大切なメッセージ、受け取りました。
出店の2日間は、人間っておもしろい!出会いってかけがえのないもの、と改めて今ここにいる事への感謝でいっぱいな時間でした!
ここで出会えた若者が東京にも遊びに行くねって言ってくれたのも、嬉しかった!
こんな風に一つづつ、先の楽しみが増えて、お店を潰せない理由が増えていきます。がんばるぞー!
話は変わりますが、奄美行きの飛行機は成田7:00発のPeachで行きました。
荒川区の自宅からは、始発でもギリギリアウトの可能性が高かったため、深夜の空港に前乗り!
空港で夜を明かすなんて20代を思い出すなあとウキウキ♪
ただ、20代の私はカチコチの椅子の上でグーグー眠れましたが、今はお年頃…
一睡も出来なかったらどうしよう?なんてちょっとした不安もありましたが…
安心してください。
カチコチの椅子の上で爆睡できました!
いびきまでかいてました~
そして早朝、そろそろチェックインの時間。
寝ぼけながら機械をいじっていると、向こうから「おかみ~」と呼ぶ声。
いやいや、早朝の成田で私を女将と呼ぶ人はいませんのでと思い完全スルーしていたら
やっぱこっちに近寄ってくる…見てみたら、やっぱりまさかの知ってる人 笑笑笑
しかも、同じ飛行機に乗るという。
ぼっち好きな私ですが、想定外で何か嬉しい!
何だか不思議な体験でした。
久々の冒険、関わってくれる人たち、送り出してくれる人たち、想像もしない出来事にとっても勇気づけられた時間でした。
次の冒険は既に始まっているッ・・・・!!